2019-01-01から1年間の記事一覧

メタンハイドレート概要

メタンハイド―レートは低温かつ高圧の条件下でメタンガスと水が固体化したもの。太平洋側の砂層型と日本海側の表層型に分類され、資源量は多いが回収コストが高いため、在来型の資源が枯渇しエネルギー価格が高騰するまで商業化できない。その時期は早くても…

砂層型メタンハイドレート

「砂層型は広い範囲に分布しているので量的には多いのですが、その分広範囲から集めてこなくちゃいけない。石油の場合は流体ですから、1カ所の櫓(やぐら)で圧を抜くと、自然に移動してきて集めることができる。言ってしまえばストロー1本刺せばいいわけで…

表層型メタンハイドレート

「表層型は直径は数百m、厚さは100mくらいの円盤状に、最初から1カ所に集まっています。こちらの問題も、それをどう採るかですね。メタンハイドレートというのは水より比重が軽く、海底に出てくるとプカプカ浮いてくるので、おそらくは塊のままパイプの中…

メタンプルーム

メタンプルーム(英: methane plume)*1 とは、海中をの泡のように浮上するメタンハイドレート。通常、海底から湧き出たメタンガスは直ぐに海水に溶けるが、一定の条件下(低温、高圧)ではハイドレート化して浮上する。近年、地球環境の変動要因として世界…

【公開質問】表層型メタンハイドレート 成果報告会

ポスター&プログラム表層型メタンハイドレートの研究開発 2020年度 一般成果報告会質問(要望)本事業に応募した全研究チームのエネルギー収支分析(EPR)及び経済性評価(コスト)を開示してください。法律上、行政機関には情報開示義務あり本事業の契約書…

【研究不正】表層型メタンハイドレート

海洋大チームの研究不正とそれを隠蔽する調査機関の不正。委託研究概要研究不正概要 研究不正詳細関連資料委託研究概要産総研「表層型メタンハイドレート回収手法の検討」委託研究:経産省→産総研→大学他公募 2016.9研究内容:回収技術、エネルギー収支分析…

表層型メタンハイドレートの経済性

メタンハイドレートとは表層型 VS 砂層型表層型 VS 熱水鉱床表層型 VS 石炭表層型 VS ジャガイモメタンハイドレートとは 表層型 VS 砂層型砂層型が海底にパイプを突き刺し、ガス吸い出すだけなのに対し、表層型は海底を土砂ごと掘削し、海中または海上でガス…

メタンプルーム資源化の検証

青山繁晴議員*1は国会でメタンプルーム*2の優先開発を提案している。その根拠となる湧出量、収益、EPR*3の予測値は九州大学*4が算出しているが、この際に利用した青山千春博士のデータ(プルーム1本あたりのメタン量)に重大な誤りがあることが判明した。そ…

水素エネルギーについて

水素はエネルギー「資源」ではない水素は自然に存在せず、人間が「製造」する物質で資源ではないエネルギーの輸送、貯蔵媒体(2次エネルギー)化石燃料、再エネ等から生成するが、元のエネルギー量を上回ることはない(変換ロス、EPR1以下)電気→水素→電気の…

石油系エネルギー資源の行く末を人類の知恵は乗り越えられるか

2015年7月25日 於:京都大学文学部 第3講義室 エネルギー文明研究クラブ幹事 田村八洲夫

新着情報

Tweets by エネルギー資源