バイオマス

IMG_4228
バイオマスbiomass)とは、生態学で、特定の時点においてある空間に存在する生物(バイオ)の量を、物質(マス)の量として表現したものである。通常、質量あるいはエネルギー量で数値化する。日本語では生物体量生物量の語が用いられる。植物生態学などの場合には現存量[1]の語が使われることも多い。転じて生物由来の資源を指すこともある。バイオマスを用いた燃料は、バイオ燃料(biofuel)またはエコ燃料[2]と呼ばれている。


経産省 エネ庁

バイオマス


予算

令和3年度 資源・エネルギー関係概算要求の概要

FullSizeRender

NEDO




国際環境経済研究所

バイオマス発電

関連資料

地球温暖化対策としてのBE(バイオマスのエネルギー利用)とCCS(温室効果ガス(CO2)の抽出・分離・埋め立て)技術を組み合わせた森林管理によるCO2排出削減の妙案BECCSは幻

⓵ はじめに:木質バイオマスの燃焼によるエネルギー利用(BE)と、その焼却排ガス中の温室効果ガス(CO2)の抽出・分離・埋め立て(CCS)の技術を併用する森林管理によるCO2の排出削減を目的とした地球温暖化対策の妙案BECCSの効用に大きな期待が寄せられているようです
⓶ 現代文明社会において、化石燃料の代わりに、地球温暖化対策としてのバイオマスエネルギー利用(BE)の方法として、先ず用いられた「バイオ燃料」の生産・利用は幻想に終わりました
⓷ BECCSの前段として用いられようとしている「バイオマス発電」は、バイオマスのエネルギー利用(BE)として、最もエネルギー利用効率の悪い方法です。したがって、地球温暖化対策としての再生可能エネルギー(再エネ)電力として、その導入が期待される「バイオマス発電」は、化石燃料の枯渇後、その代替のエネルギー生産としても、大幅に利用されることはないと考えるべきです
⓸ 日本において、いま、林業経営改善のためとして、「再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT制度)」の支援を受けて、その利用を増やそうとした「バイオマス発電」は、発電原料木材の国内供給量の制約から幻想に終わるでしょう
⓹  日本において地球温暖化対策としてのCO2の排出削減に有効に使われるのは、化石燃料枯渇後、その代替として用いられる国産の再エネ電力でしょう。FIT制度の認定を受けた設備によって、電力生産を行うために、国内生産量を上回る海外からの輸入原料を用いたバイオマス発電が行われています